2012年5月9日水曜日

シュールなアニメだったのね。

今年でタツノコプロが創立50周年と言う事でWOWOWでこのGW期間に懐かしのアニメ、しかも最終回だけを放送していたのを録画して昨夜観ました。
私が録画したのは「ヤッターマン」「新造人間キャシャーン」「科学忍者隊ガッチャマン」の3作品。
当時「ヤッターマン」の最終回は残り15分からしか観ていなかったので最終回から実に35年ぶり?で初めて全部観る事が出来ましたよ。
「キャシャーン」「ガッチャマン」に関しては「そう言えばこんな話だったような?」とかなり記憶が薄れていましたが今改めて観ると話や描写が結構シュールですね。
タツノコプロアニメって今観るとメッセージ性の強いアニメだったんだな~と。
ただ敵を蹴散らかす格闘シーンなんて今のご時勢だったらすぐ抗議の電話やら何やらで大騒ぎですぐニュースになってしまいそうな。
「キャシャーン」は公害処理用ロボッットが落雷の衝撃を受けて自我を持ち、公害の元凶となっている人間を処理すべきであると考えるようになり、「ブライキングボス」を自称し戦闘ロボット軍団「アンドロ軍団」を作り上げて世界征服を開始し最後は人間側が勝利するって話なんですがまさに「ターミネーター」ですよ。
でも最後のロボットを蹴散らかす場面は容赦ねぇな~、と大人な見方をすると何て惨い!
オイルショック前後だからこんな話なんかな~?とこの年になると考えさせられますね。
「ガッチャマン」は今でこそ「おはよう忍者隊ガッチャマン」で放送してヘラヘラ笑って観てますがこれも最終回はまぁシュール!
コンドルのジョーってそう言えば単独行動を好んでいたっけなぁと思い出したり確かこの後何年かして「ガッチャマンⅡ」が放送するんだったような?とかその時ジョーがしれ~っと登場したようなきがしたな~?とかゴッドフェニックスが新しくなってカッコ良くなっていたっけなぁ?とか思い出したり。
そうだ、ニューゴッドフェニックスのプラモデルをそう言えば作った事があったっけな。
まぁガッチャマンの最終回のこのベルク・カッツェさん、大鷲の健にボコボコにされていて今観ると結構どん引きだわ。
いきなりカウンターで飛び膝を顔面に喰らいその後殴る蹴るのまさにフルボッコ状態で最後顔面を踏み潰されるってこれも今のご時勢すぐに抗議の雨あられでしょうな。
ガッチャマン達がギャラクターの隊員達を蹴散らかしている時「合気道」の技のオンパレードですね。
けど観終わって思うのは主題歌やエンディングの歌が懐かしいの何の。
しかもおぼろげだけど何故か歌えるって言うのが逆に凄ぇ!(笑)

ちなみに日本アニメにおいてちゃんと「葬式・命日」があるキャラクターって「力石徹」と「ラオウ」とガッチャマンの「南部博士」とか?

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